介護施設利用者の口座から現金着服か 運営会社元社長を逮捕

 大阪・鶴見区の介護施設を運営していた会社の元社長が、利用者の80代の姉妹の口座から現金およそ2000万円を不正に引き出して着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。
 調べに対し容疑を一部否認しているということです。

 逮捕されたのは、大阪・鶴見区の介護施設を運営していた会社「アッラサルテ」の元社長、西影由貴容疑者(38)です。
 警察によりますと、2021年5月から去年(2023年)7月にかけて施設に通う80代の姉妹と財産管理を行う契約を結び、預かったキャッシュカードなどで口座から現金あわせておよそ2000万円を不正に引き出して着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
 引き出した金の中には、姉妹の生命保険の解約金なども含まれていて、口座の残高は数百円まで減っていたということです。
 妹が知人に相談して被害が発覚したということで、元社長は調べに対し「姉妹からお願いされて金を引き出した」などと容疑を一部否認しているということです。
 警察によりますと、元社長は姉妹の自宅をみずからの名義に変更したうえで去年4月に売却したことも分かっていて、姉妹は「賃貸住宅に引っ越したが、お金がないため2人で1枚の食パンを分け合って飢えをしのぐこともあった」と話しているということです。
 警察が事件の詳しいいきさつを調べています。

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