B型肝炎訴訟の和解金4363万円横領、熊本弁護団代表だった元弁護士が起訴事実認める…熊本地裁で初公判

 全国B型肝炎訴訟の熊本弁護団で起きた和解金の横領事件で、業務上横領罪に問われた熊本市東区、元弁護士内川寛被告(63)の初公判が15日、熊本地裁(中田幹人裁判長)であった。内川被告は「間違いありません」と述べ、起訴事実を認めた。

 起訴状によると、内川被告は2018年5月~20年12月、弁護団代表弁護士として自身が管理していた銀行口座から計88回にわたって預金を払い戻し、計約4363万円を自分名義の預金口座に入金するなどして横領したとしている。

 検察側は冒頭陳述で、「(内川被告が)自らの支払いや納税等に費消する目的で横領する行為を繰り返すようになった」と主張した。

 内川被告は21年1月~23年6月にも計約4965万円を横領したとして、4月22日に追起訴されるなど、これまでに3度逮捕、起訴され、立件額は計約9300万円に上った。初公判では1、2回目の起訴分の罪状認否が行われた。

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