能登半島地震などの義援金38万円着服 大樹町職員を懲戒免職

 大樹町役場の20代の男性職員が、町に寄せられた能登半島地震などの義援金の一部を着服したとして、町は、この職員を懲戒免職処分にしました。

 処分を受けたのは、大樹町役場の20代の男性職員です。町によりますと、男性職員は去年11月、役場の金庫室にあった手提げ金庫で保管していた能登半島地震などの義援金約50万円のうち、38万円を着服したということです。
 去年12月、担当職員が手提げ金庫から義援金の一部がなくなっていることに気付き、その後、男性職員が着服したことを申し出たということです。
 町の聞き取りに対し、男性職員は「義援金を生活費などに充てた。金銭的に苦しかったため盗んでしまった」と話しているということです。
 このため町はこの職員を1月10日付けで懲戒免職の処分にしました。ただ、すでに全額が返済されているため、刑事告訴などは行わないということです。
 町によりますと、役場内の金庫室は常時施錠されていて、出納課の職員に鍵を開けてもらわないと入れませんが、手提げ金庫については、施錠されていなかったということです。
 町では今後、防犯対策を強化することにしていて、大樹町の黒川豊町長は「深くおわび申し上げます。今後は信頼回復に向けて綱紀粛正を徹底し、職員一丸となって再発防止に向けて全力で取り組んで参ります」とのコメントを出しました。

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